TV番組のヒーロー

TV番組から見た、おすすめ先生像
 私の塾の

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に載せてあるプロフィール写真の一人は私ですが、もう一人は「飛び出せ青春!」の村野武範さんです。私たちの頃の人気番組で教師役をやってみえました。お会いできて嬉しかったです。
 「金八先生」終わりますよね。時代に合わず視聴率がとれない。なぜ時代に合わないかというと、今の中学生や高校生は個室で育ちコンピューターや携帯相手が日常生活。金八先生のような濃い子弟関係は求めていない。
 それに、金八先生は問題児ばかりをドラマの対象としている。でも、今の中学生や高校生は
「なんで暴走族先生やヤンキー先生をヒーロー扱いするの?」
 と疑問に思う。彼らのヒーローは「ドラゴン桜」に出てくる生徒たち。
「やっぱり学生は勉強でしょ」「不良ではまともな就職できないじゃん」「ヤクザになる気はないよ」
 という感じです。だから、先生の方も「女王の教室」の阿久津先生のような先生が支持される。
「不良はもういい!そんな迷惑な奴は追い出して欲しい」
 そういう空気が支配的なんです。簡単に言うと
「病気になった時、どんな医者に見てもらいたいですか?」
 ということ。性格に問題はあっても「白い虚塔」の財前教授のような抜群の腕を持った教授に手術してもらいたくないですか?それとも、
「人当たりがいいのでヤブでもA先生に命あずけます」
 と言いますか?「相棒」の中で一番人のいいのは誰でしょう?亀山さん?杉下警部は変人で性格に問題があるかもしれません。でも、凄腕ですよね。今はそういうプロフェッショナルが求められる時代なのです。
 中学生も高校生も敏感にそのことに気づいている。塾講師はその期待に応える必要がある。だから、私は英語の先生だから英検1級をとり。数学の先生でもあるので京大を受けて成績開示をし7割は正解できることを証明したのです。
 「ガリレオ」の湯川先生も変ですけど頼りになる。良いか悪いかではなく、時代の要請です。