誰が落ちるのか? (7)

誰が落ちるのか?(7)

 成績不振に陥ると、A塾、B塾、C塾と渡り歩く人がみえる。でも、大抵はうまくいかない。A塾では、営業スマイルで「お任せください」。しかし、成績は上がらず退塾。B塾では苦い薬を飲まされ怒り心頭に発して退塾。それで、C塾へ。

 この方は、根本的に考え方が間違っている。落ちるリスクが高い。

 何が間違っているかと言えば、学力を洋服のように考えている。誰かが与えてくれると考えている。しかし、学力は中身を変えることなのだ。塾や講師は生徒の方の学習環境を整え、中身の変え方を教え、アドバイスを与える。

 しかし、本人が中身を変える意思と努力がなかったら周囲で騒いでもムダ。

 “良薬は苦し”と言う。時には、苦い薬飲む必要もある。それに、病気にならないためには規則正しい生活をし、食事に気をつけ、運動もする。自分で汗をかかないと何も始まらないのだ。

 この基本の考え方を変えて頂くのは、中学生では手遅れの場合が多い。もう大人ですから。保護者の方の考え方を変えて頂くのは、さらに難しい。

 従って、責任ある仕事をしようと思う学校・予備校・塾経営者は入り口チェックをする。最初から、自己責任の覚悟のある方のみを指導対象とするのだ。そういう方でないと落ちるから。


10年三重大「医学部」,09年京大「薬学部」,06年三重大「医学部」合格
(1)高木教育センタ−(合格体験記) http://homepage2.nifty.com/takagi-kyoiku/
(2)桑高・四高のボーダー、京大の成績開示、京大受験票、英検1級の賞状
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(3)動画(京大英語採点基準)http://youtu.be/M6LFIjXhwVM
(4)三重県地域ブログ(ミエワン)http://takagishigemi3.mie1.net/
(5)高木繁美への質問 http://takagishigemi.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6508303