ネット英語講座(4)

ネット英語講座(4)
 私が京大の長文和訳や英作文で8割近い点数がとれるのは、英語力だけではありません。そこに書かれている話題は多種多様ですが、大抵の話題にはついていけるから。優秀な塾生の方は、数学は私に追いついてきます。でも、英語はムリ。博識になるためには時間がかかるから。

筆を使って書くのが calligraphy。生き物を研究するのが biology。数字を扱うのがalgebra。良いこと悪いことの区別は ethics。山、川、平野を調べるのがgeography。図形を調べるのがgeometry。人の命を救うのがmedicine。家を建てるためにはarchitecture。人の心を調べるのがpsychology。☆を調べるのがastronomy。人生とは何ぞやがphilosophy。金儲けならeconomics。

 通訳ガイドの国家試験を受ける時は、日本の地理・歴史・観光地について勉強しました。国連英検A級を受ける時は、国際連合について勉強しました。ビジネス英検のA級を受ける時は、ビジネス英語を勉強しました。
 英語講師であった私が中学生の5科目を指導する前にやったことは、地元中学で実施される中間・期末テストを塾生の方に提出してもらい、その全てに自分で解答をつけて次年度にデータとして渡したこと。結局、1万枚ほどやり続けました。
 高校数学の指導を行うときは、オリジナル3周、チェック&リピート3周、1対1は5周、京大の25年を3周して類題ファイルを作りました。それは、塾生の方に喜んでもらっています。
 センター試験を指導するためには、自分で8年連続センター試験を受けてみました。京都大学の受験生を指導する時は一緒に京都大学を6回受けてみました。
 人は「先生」と呼ばれる前に、その指導対象をスミからスミまで理解する必要があります。