ネット英語講座(5)
ネット英語講座(5)
数学に生理的な嫌悪感を感じている時期があった。大げさな話ではない。入試の1週間前に身体が震え始め、勉強中のイスから転げ落ちてしまった。近くの病院に担ぎ込まれた。看護婦さんたちに引きつる手足を抑えながら、隣で母が医師から
「お母さん、勉強を強制したでしょう。これは一種のノイローゼです」
と叱られているのを聞いた。強制されたことはなかったのだけどね。とにかく、数学の勉強をしていたので
「今度、数学をムリして勉強すると倒れるかも」
とトラウマになった。
塾生に
「高校になっても、英語と数学の指導をお願いします」
と言われ、本屋で「オリジナル」を手にした時は手が震えた。それから、オリジナル3週、チェック&リピートを3周、1対1を5周、京大の25年を3周することになるのだが、喫茶店で問題を解いたりリラックスできる場所を選んで注意深く進めた。
私は「ホイホイ」とか「ラクラク」という言葉の参考書や問題集を信用しない。受験は人生そのものであって、楽しいこともあるけれど悲惨なこともある。
ところで、体育祭の季節になった。
foot race { }
walking race { }
long distance race { }
short distance race { }
high jump { }
tug of war { }
relay { }
costume parade { }
こういう行事を通して少しでも明るい高校時代にしたいのだろうね。
国連英検のため国際連合について勉強するとき、通訳ガイドの国家試験を受けるため日本の観光地について調べていたとき、興味のあることばかりではなかった。
でも、嫌でもやらねばならぬことは人生にあるのだ。