ジャッキー・チェンは本当に強いのか?(8)

ジャッキー・チェンは本当に強いのか(8)
社会に出て一番驚いたのは感情的、非論理的な人の多いこと。そういえば、四日市高校、名古屋大学と論理的な人に囲まれて過ごしてきた。世の中にこれほど無茶苦茶な行動論理で動く人が多いことは衝撃的だった。
 素行不良で周囲に迷惑をかける人は塾では追い出される(何もしない教師、講師も多いが)。しかし、最近は反省する人はまずいない。逆ギレして塾の悪評をバラマキ、自分を何とか正当化しようとする。
 今年は、当塾から四日市高校の合格者が6名でた。成績上位の子は
「先生、よくやってくれた」
 と支持してもらえている。それが余計に腹が立つらしい。どうしようもない。
 子供だけではない。私が最初に勤務した学研の子会社では教材を購入した家庭に訪問指導を行っていた。教材を売る営業一課が花形で、指導に当たる私たち営業二課はオマケ扱い。
 ある日、訪問指導した家庭から苦情を受けたので社長に報告したら
「オマエは、営業が苦労した売った教材に文句つけられて黙って帰ってきたのか!」
 と凄まれた。もちろん、辞表を出してやめました。この社会は特技の無いものは交換可能な部品扱い。人間扱いされない。
 明日は人間扱いをしてもらうために自分のやったことを書きます。