京大数学 3

京大数学(3)
 人間には“早熟”タイプの子もいれば“大器晩成”タイプの子もいる。学校制度は硬直しているので、全てのタイプの子には対応できない。余りに早く
「自分は○○がダメなんだ!」
 と決め付けない方がいい。今では、「数3・C」の問題を毎朝数題解くのが楽しみな日課となっている。
 それに、少林寺拳法名古屋大学少林寺拳法部は決して強くなかった。でも、あれから30年。継続して練習している人は少ない。同年代で練習する人が少なくなれば
「私がナンバーワン」
 と言えるチャンスが増える。20代の頃は私程度のヌンチャクや棒の使い手はいくらもいたが、50代の今では余り見かけなくなった。70代の頃には日本一になっているかも(笑)。
 手塚治虫さんが、かつて
「子供はみんな漫画家。でも、中学生になると描くのをやめる。もし、中学・高校と描き続けたら誰でも漫画家になれる」
 といった内容のことを言われた。今なら、その意味が分かる。本当にそうだと思う。マンガに限ったことではない。
 「ケイゾクは力なり」。
 四日市高校の3年間は無味乾燥。でも、今は塾生が「なるほど!」とか「分かった」「ありがとう」と言ってくれる。私が頑張ると娘たちを支えられる。そういう喜びがない数学の勉強が面白いはずがなかった。

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