英語検定1級

英語検定1級
 皆さんは、日本語を自由自在に使いこなす。でも、漢字検定1級を合格できる人はほとんどいない。必要性を感じないでしょう?過去問を見ると分かる。日常生活では絶対に見ない漢字のオンパレードです。

 「英語検定1級」も似たような問題を抱えている。レベルを上げるために、ネイティブでも見たことがない語彙や構文がたくさん出題される。長年、ネイティブと一緒に過去問を解いた私には分かる。

 通訳や翻訳で仕事の多い分野は、医療やコンピューター分野。でも、そのような仕事をこなすには医療の知識やコンピューターの勉強をしないといけない。私はそれを知った時に英語の勉強をやめた。

 私がなりたいのは、塾講師であって医療やコンピューターの専門家ではない。だから、目標を「京大入試」に変えた。でも、その京大入試もやり始めると問題点があった。

 京大英語は英語の学力だけでは高得点をとれない。日本語を自由自在に使えても、京大国語の現代文の問題で合格点をとえる人はほとんどいない。

 京大現代文では、文学作品や科学的な文章が出題される。文学作品では、人の心の動きを読み取らなければならない。科学的な文章を読み解くには基本的な科学的な知識が必要な場合も多い。

 これは、日本語の学力を測定しているというより感受性や論理的な考え方や雑学の量を測定しているように思う。だから、私は受験生の中でもレベルの高い子を指導する時は背景にある論理性や雑学にできるだけ触れて指導する。

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