あかつき戦闘隊

「あかつき戦闘隊」
 このマンガを知っている人はほとんどいないと思う。私が小学生か、中学生か忘れた。その頃に「少年サンデー」に連載されていた。昭和40年代だと思う。園田光義さんの作品。神虎吉が機雷を抱いて戦闘機に向かっていった姿は深く心に刻まれた。
 あれは、決して戦争賛歌のマンガではなかった。

 手塚治虫さんの「鉄腕アトム」のようなロボット漫画から、川崎のぼるさんの「巨人の星」のようなスポ根マンガまでジャンルが豊富で夢があった。
お茶の水博士がサイエンスへの目を開いてくれた。星一徹が古風な精神主義への目を開いてくれた。神虎吉が愛国心に目を開いてくれた。

山岡荘八さんや司馬遼太郎さんの歴史小説をたくさん読んだ時に確信を持った。その中に描かれた歴史手的人物たちの持っていた行動原理は、学校で教わった思想と明らかに異なる。

「師と呼ばれる前に、可能なことは全てやる」

 だから、英語を教えるのなら最高水準の「英検1級」。受験指導をするなら「京大」合格レベルまでやる。こういう考え方は、少林寺拳法や武士道精神の「葉隠」から学んだような気がする。

 どのような分野でも、最高水準まで上り詰めようと思ったら「どんな問題集を使うか」「何時間勉強するか」「朝型と夜型はどちらが効率的か」といった問題ではなく「どのような理想や哲学を持っているか」が大切だと思う。「平均点を越えたら満足」「食っていけたらいい」ではダメなのだ。

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