インターナショナル「少林寺拳法」

インターナショナル「少林寺拳法
現在、冬期講習会の真っ最中。受験生には大晦日もお正月も関係ない。「合格」の二文字を手にするまでは春は来ない。従って、私たち講師にも大晦日もお正月もない。
もちろん、クリスマスもない(クリスチャンとしては祝いたいが仕方ない)天皇誕生日も授業(国を愛するものとしてザンネン)。少し古いが「月、月、火、水、木、金、金」(分かる人は、古い歌に詳しい)。
日々のノルマである「数学3題」「英単語8個」はやってくれているでしょうか?やらないと、合格を手にするのは遠ざかる。
晦日は、「K−1」が楽しみだった。空手、カンフー、キックボクシングなど、Kで始まる打撃系の格闘技の総合戦。私は構えを見れば、それが空手かカンフーかキックボクシングか(少林寺拳法か)分かる。でも、一般の人はその違いなどどうでもいい。
私の練習している少林寺拳法はSで始まるので、K−1は関係ない。少林寺拳法は「強ければよし」という格闘技ではない。それに、打撃だけでなく関節技も投げも締め技もある。
受験も格闘技も勝敗がハッキリする点で似ている。真剣勝負を前にすると緊急事態ということで臨戦態勢になってしまう。ここ数年の不況のため、緊急事態の状態で年末を迎えている人も多いことだろう。
ギリギリに追い詰められると、誰もが似たような考えに導かれる。イエスが人類救済のために十字架の上で、自分を犠牲にした。「武士道とは死ぬことと見つけたり」という葉隠れ精神と共通点も多い。だからこそ、新渡戸稲造の英訳「武士道」が評価された。
 日本の格闘技、武道は案外インターナショナルなのであって、グローバル社会にマッチしていることは知られていない。英語講師で、クリスチャンの私が武道をやっていてもおかしくはないのだ。
 
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