良い塾と悪い塾の見分け方(2)

良い塾と悪い塾の見分け方(2)
良い塾と悪い塾の見分け方の一つは、広告にカタカナや英語が使っているとロクなもんじゃないということ。
私のいた名古屋の大規模塾のある日のスタッフ会議は
「次の広告の生徒を集めるキャッチコピーは何がいいかな?」
「成績が上がらなかったら月謝を返すってのはどうかな?」
「そんなことしたら赤字倒産だぞ」
「イヤ、ある調査だと返金を求めてくるのは2%以下らしい」
「なら、そのキャッチコピーで5%の生徒増が見込めたらプラスになるな」
「でも、誇大広告で訴えられるリスクがある」
「いきなり訴えられはしないだろう。警告がきたら取り下げるだけさ」
 こんな塾が大規模塾なのだから、塾全般が
「どうしようもない奴らだ!!」
 と思われるのも仕方ない。
私はアホな人に1秒でも1カロリーでも使いたくない。それで、その塾はやめました。
でも、別の塾に行ったら
「どんなセリフが生徒や保護者を釣れるかな?」
「高級感を出すのならフェアレディーZなんかを連想する‘特別テキストZ’なんてどうかな?」
スーパーカーなんて、いつの時代のこと言ってんの?今はハイブリッドカー。ハイブリッドクラスなんてどう?」
「ちょっと、アホっぽくない?」
「今回の広告はアホ生徒を釣り上げるんだから、問題ない」
 この塾もやめました。
 私は自分のポリシーを貫ける塾を自分で作りたい。そう強く願った。今もそれは変わらない。