少林寺拳法（２）

少林寺拳法（２）
「拳銃やナイフを持っている相手に少林寺拳法など無力だろう」
　という人もいる。銃刀法違反の件は目をつぶって考えると、答えはノーでしょう。少林寺拳法は会員数が１５万人とも言われています。これだけの人数が集まると、中には警察関係の人もいれば政治家もいる。その全てを敵にまわすのはバカのやること。
「格闘技など知性の欠けた野蛮人のやること」
　という人もいる。確かに、力士やプロレスラーを見ると教授タイプの人は見当たらない。でも、少林寺拳法は見世物でもなければ単なる格闘技でもない。そもそも、日本の中学生・高校生諸君はクラブ活動をしている人が多い。
　大人になっても「勉強とクラブ活動の両立」という考えを持っている人は多い。私はクリスチャンの信仰心や、少林寺拳法の精神修養がなかったら「京都大学」を受け続けていなかったと思う。
　人間というものは、脳みそもあるけれど筋肉も持っている。やはり、バランスよく鍛えるのが自然な気がする。私が何十年も英語や数学の勉強を続けられたのは少林寺拳法が一助になっていることは否定できない。

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